あの東日本大震災から1年。。。杉本彩さん青森に。。

日差しが強く差しかかる日も続き、段々と暖かくなっている3月ですが、、、
1年前の今日、あの恐ろしい大きな地震があったこと、思い出す度心が苦しくなります。
この1年、こんなにあっとい間に過ぎたことがあっただろうか。。。と思うほどいろいろな事、いろいろな感情があふれた年となりました。

2011年の3月11日午後2時46分・・・

全国的な被害は死者・行方不明者を合わせておよそ1万9千人。
そこに今回被災した動物達の死亡・行方不明数も合わせると、一体どれほどの被害規模になるのでしょうか。。。


今日青森県動物愛護センターにて
「3・11震災を越えて〜動物と安心して暮らすために〜」の講演会がありました。
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・青森県獣医師会会長の山内正考氏のごあいさつ。

・動物愛護支援の会の中村由佳さんの「被災地八戸での動物救護活動について」
〜被災された八戸での活動内容や、被災犬達のその後〜

・青森県動物愛護センターの國分英輝さんの、「震災に備えて飼い主ができること」
〜ペットを飼う上で、災害に向けて私たちが普段から備えておく物事や、その必要性〜

・杉本彩さんの「犬と猫と人と」
→杉本さん自身の経験からの動物との向き合い方、現在における日本の動物愛護に対しての
意識や取り組み方の現状など

それぞれが感じ、今の現状も含め心からの想いを持ってのお話。

ペットの命を守るのは飼い主自身である。
「しつけ」とうのはおすわりやお手ではない。
無駄吠えではなく人や犬に友好的でいれること。これには社会化がしつけにとって重要。クレート(ハウス)にスムーズに入れるように教える〜などの内容を含めを愛護センターの職員で獣医師である國分さんからわかりやすくお話しがありました。

今回、女優である杉本彩さんの講演は、芸能人としてというか飼い主の1人として、20年間地域猫活動をしている動物愛護家の1人としての杉本彩さんの真剣な想いがつまっていました。
だからこそ、その声・言葉一つ一つが胸にジーンと響き涙があふれて止まりませんでした。

先進国でありながら、未熟な動物愛護の現状。
ペットの生産に対するリスク・日本のペット販売の問題。
人の命・動物の命の区別への疑問。
動物にかかわる問題は私たち人間の問題に直結していること。
一つ一つの命を一人ひとりが大切に守っていけるような社会を自分たちで作っていくことを改めて考えさせられた内容でした。

そして安易に犬や猫を飼い、世話ができなくなって飼育放棄がまだまだ後を絶たない今日。。。
私たち飼い主が学び、意識を変え、行動を変えることが必要です。

一人一人何ができるのか?何をしたらいいのか?
杉本彩さんはそれぞれができる事で、
「技術がある人はそれを提供してください。」
「時間がある人は時間を使うこと、労力などを提供してください」
「お金を出せる人は信頼できる団体や活動に支援してください」
と力強く伝えてくれました。

その言葉にまたさらに気持ちを強く持つことができました。
私たちは時を大切にしながら、今まで学んできた正しい情報・技術を多くの飼い主さんへ伝えていくことが使命であり、それが私たちが愛している家族である犬や猫などの動物たちを守ることにつながるんだと。。。
動物達は、私たちと一緒に生活をしながら様々な事(生きる事・老いる事・死んでいく事)を教えてくれる。

そして「人と動物がお互いに歩み寄り、お互いの問題も一緒に抱えながら生きていく」
が本当の意味での共生になるのです。
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杉本彩さん、本当にあったかい雰囲気でとてもとても素敵な方でした

またぜひぜひ青森に来てほしいです!!!!!もっと多くの方に杉本彩さんの話聴いてほしいです!


午後2時46分1分間の黙祷の時間・・・
すべての人が心から祈りを。。。動物達の鎮魂も心からお祈りいたしました。
人間同様、動物たちの命も本当にたくさん失われたことを決して忘れてはいけない。



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大きな地震が起こった中ここ青森市は大きな被害もなく過ごすことができています。
去年仙台・岩手・福島では動物たちの行き場に苦労していた飼い主さんがたくさんいました。
自分の住んでいる地域からずいぶん遠かったと思いますが、ここ青森・ドッグガーデンでも数等のわんちゃん達をお預かりし微力ながらサポートすることができました。
その際はたくさんの方々から物資や募金を提供していただき、何度も現地に届けることもできました、
ここ青森の方の想いとサポートを胸にしっかり私たちができることを実行できたこと、、改めて皆さんに感謝し、今後の活動につなげていきたいと思っています。
改めて。。。皆さんありがとうございました。





| doggarden | 東日本大震災・・ | 23:53 | comments(2) | trackbacks(0) | -
支援物資のご協力ありがとうございました。福島県動物救護本部第2シェルターでの活動記録
募集をさせていただいた支援物資は先日福島に届けてまいりました。
今回は民間のシェルターや愛護団体も支援なさっているつげ動物病院さんにすべてお届けし、必要なところに分配していただくことにいたしました。
物資は民間のシェルターや警戒区域での活動にも使用していただきます。
ご協力本当にありがとうございます。


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福島県動物救護本部の第2シェルターでもお手伝いさせていただいたのでご報告したいと思います。

スタッフさんの許可を得て撮影していますが、具体的な場所に関してはボランティア登録をした方にのみお伝えしているようなのでこの場では住所などは控えさせていただきます。

第2シェルターは以前別の目的で使われていた店舗を改装して建てられた施設です。

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施設に面した屋外の「パドック」と呼ばれる屋根付きのスペース。
ここで犬達の排泄とリフレッシュをかねて過ごします。
犬同士接触しない距離でフェンスに繋留しますが、屋根付きなので毎日お外の空気を吸ってリフレッシュできているようです。
犬達を男の子と女の子の2回に分けて繋留している間に、ケージスペースの清掃を行います。


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ケージからは常駐のスタッフさんが出してくれるので、ボランティアの方たちがリードを受け取り流れ作業のように効率よくパドックに繋留していきます。
犬達はみんなとってもうれしそうにルンルンで飛び出してきます。
長い避難生活ですがその中でも楽しみを見つけているようです。
表情をみても過度にストレスのかかっている様子は見られませんでした。
常駐のスタッフさんやボランティアさん達の愛情を受けて過ごしているのが伝わってきました。

犬達はほとんどが中型犬〜大型犬しかおらずチワワちゃんが1頭いただけで他は小型犬はいませんでした。
力も強くパワフルな子たちが元気にシェルターから飛び出してくるのが印象的でした。


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シェルターは何部屋かに分かれていましたが、スペースの犬達をパドックに繋留すると清掃を始めます。
シェルター内は犬の管理をするために専用でつくられたものなので防音や設備においてもとても立派なものでした。
それぞれが十分なスペースのある個室になっていて、全て外側からの鍵つきで安全面も考慮されていました。

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個室のスペースをあけると中はこのようになっています。
ベッドの置いてある台は持ち上げて折りたたむことができ、その下には排水が通っていて清掃しやすく排泄物もすぐに流せるようになっています。
壁も傷など付けられない素材でできていて、個室の中にさらに内扉もありました。
ベッド手前のスペースには新聞紙をひき、さらにその上に裂いた新聞紙を敷きます。

外側からは犬にストレスがかかるような範囲は扉で囲い、犬よりも高い位置に全て窓がついており、犬に過度にストレスがかかることな中も確認できるような仕組みがありました。

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このようなスペースはすでに埋まっており、入りきらなかった子たちはケージで管理されています。

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それぞれに準備された食事。
内容なども考慮して1頭づつ準備されています。

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トリミング用の立派なスペースやシンクもあります。
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警戒区域で動物病院をされていたご夫婦の獣医師の先生がいらっしゃいました。
ボランティアさんが安定していないので人出が足りず、診察や処置などが思うように進められないなどまだまだ課題も多いようです。

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今回は清掃やお散歩などのお世話と数頭の爪切りをさせていただきました。
みんなオヤツを食べながら頑張ってくれていました。

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たくさんの善意が集まって、今回一緒にお手伝いさせていただいた方達も全国各地からいらしていました。
今回私たちがいった日はボランティアさんの比較的多い日だったようでお散歩もできましたが、ボランティアさんが足りない日はお散歩もなかなか出せない状況があるようです。
みなさん出来る範囲で精一杯動物達のお世話をしてくださっています。

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物資の支援やボランティア活動もそうですが、一番ありがたい支援は「ホストファミリー」になってもらえることです。
飼主さんが分かっている子たちがほとんどですがその中でも見通しが立たず、里親に出すことを決意された飼主さん達もいます。
やはり家庭で愛情を注いでもらいながら暮らすことが犬達にとっても安心できる環境です。

一刻も早くシェルターの子達が家庭で暮らせる日が来るようこれからも継続して応援していただきたいと思います。







| doggarden | 東日本大震災・・ | 15:25 | comments(0) | trackbacks(0) | -
〜福島の被災動物達のための支援物資にご協力ください〜
3月の震災から8ヶ月が経ちましたが改めて支援物資のご協力をお願いしたいと思います。 

DOG GARDENのお客様から、今も福島のシェルターで過ごしている犬・猫達のために支援物資の協力をお願いしたいと要望があり、福島県の柘植動物病院さんと連絡を取り現在の福島の状況を聞かせていただきました。

福島県動物救援本部でつくった第一シェルターと第2シェルターでは今もそれぞれ200頭近くの犬や猫達が保護されています。
その子達のお世話は常勤の方が5・6名で行っているとのこと。
朝から夜中までお世話に時間をかける時もあるとか。
当然お散歩などの時間はとることも難しく、みんな精一杯の状況で頑張っています。

その犬猫のほとんどは飼主さんがわかっているのですが、手放したくない飼主さんがほとんどで、今後も長期的にそこでの生活が続くことが予測されます。

そしてこれから寒さも厳しくなってきます。
動物達が寒さで凍えないように日々お世話をされている方達が精一杯の愛情を注いでいますが、物資や人が足りずに出来る限りの状況でみなさんがんばっていらっしゃいます。

一番ありがたい支援は「ホストファミリー」になって犬猫達を家庭に迎え入れてくれることです。
以前の飼主さんが一緒に暮らす見通しがたたず、やむなく里親を希望している子たちがいます。
新たに犬を迎え入れることを考えていらっしゃる方がいれば、是非ひとつの選択肢として考えていただければと思います。
もちろん地域の愛護センターや保健所等にも目を向けていただきたいです。
みんな同じ命ですから。。。
直接面会してお迎えにいけることが条件ですので是非福島県動物救援本部のHPをご覧いただければと思います。


警戒区域では今もなお餌撒きや保護が行われています。
国や東電からは一切援助がない中で未だに自己負担で活動していらしゃる方がたくさんいます。
また、民間のシェルターもそれぞれに物資を調達し保護活動を行っている現状です。
青森からは直接的な支援は難しいと思いますが、DOG GARDEN青森が責任を持って福島までお届けしますのでご協力お願いいたします。



11月30日(水)締め切り
<募集内容>
・ほっかいろ(貼らないタイプ)
・小さめのフリース(犬猫の防寒用に使います)
・療法食(ヒルズ・ロイヤルカナン)
・チェーンリード
・首輪(ベルト式)
・猫の爪研ぎ
・紙のネコ砂
・ウェットティッシュ



こちらで募集した物資は全て福島の柘植動物病院さんへお届けします。
救護本部に集まった物資は特定のところにしか分配されず使われずに余ってしまう状況もあるそうです。
民間のシェルターや警戒区域の動物達のために必要なところに必要なモノを分配していただきます。

11月30日でいったん締め切りとさせていただきますが必要に応じて再度募集もあるかと思います。
| doggarden | 東日本大震災・・ | 18:45 | comments(0) | trackbacks(0) | -
〜再会〜
今日も気温の高い一日でしたね〜!!
今日はいろんな再会がありました(*^_^*)

まずはセントバーナードのフジコちゃんとボーダーコリーの小春ちゃんの再会♪
八甲田ホテルで看板犬を務めるフジコちゃんは
小春ちゃんとパピーの時期をお泊りようちえんで一緒に過ごした仲良しさんです❤

久しぶりにあったフジコちゃんはBIGサイズになっていたけど
小春ちゃんちゃんとフジコちゃんだって分かっていて嬉しそうでした(*^_^*)

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こちらもフジコちゃんと久しぶりの再会のSプードルのブレッドくん♪♪
「ボクもこんなに大きくなったよ〜☆
フジコちゃんも相変わらず穏やかで優しいレディーに成長したね❤」

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DOG RUNではブレッドくんとピースくんが再会して
すぐに意気投合!!!
パワフルに楽しそうに遊んでくれていました〜☆

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そして。。。今日一番の再会を皆さんにご報告いたします。

福島から非難してきてDOG GARDENで
ようちえんのお友達と一緒に過ごしてくれていた
ハスキーMIXのチャパちゃんとダックスのトノくんのご家族のお迎えがありました。
GARDENで過ごした時間は一カ月弱でしたが
震災後家族と離ればなれで過ごした時間は4ヶ月。。。

チャパちゃんとトノくんは仮設住宅へ入居ができ、
再会できた大好きなご家族とまた一緒に生活することができます。
2人とも再会とまた一緒に暮らせる喜びとを全身であらわしていました。

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やっぱり家族一緒が一番だよね!
私たちもチャパちゃんトノくんとご家族の再会を本当に嬉しく思います。

一緒にいられることは当たり前に感じてしまうこともありますが、
当たり前のことが当たり前でなくなる瞬間。
当たり前のことがどんなに幸せかを思い知らされます。

一緒にいられることの大切さ。
離れていても大切に思う愛情。
チャパちゃんとトノくんが私たちに教えていってくれました。

2人との出会いにも感謝です!
ありがとう。

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これまで店頭で皆様にご協力いただいた募金と
先日の「ねぶた音楽祭」で集まり寄付していただいた募金の中から、
チャパちゃんトノくんの医療費や必要物資を賄わせていただきました。
その他にも少しでも2人のために役立てていただくために
皆様の思いを直接お渡しさせていただきました。
ご協力いただいた多くの方たちに感謝いたします。


まだまだ被災地には
大好きな家族と一緒に暮らすことのできない動物達がたくさんいます。

事態は終息なんてしていません!
今も家族の愛情を求めて待ち続けている動物達がたくさんいます!

そんな子たちが一刻も早く報われますように。。。

これからも青森から皆様のお力もいただきながら
息の長い支援活動を行っていきたいとおもいます!

| doggarden | 東日本大震災・・ | 18:49 | comments(5) | trackbacks(0) | -
〜被災動物達のために〜 広がる支援の輪
先日青森市文化会館にて「第7回ねぶた音楽祭」がおこなわれました。
毎年行われていたこの音楽祭ですが、
今年はチャリティーイベントとして開催され、
様々な地元アーティストの方たち会場を盛り上げました。

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今回、主催者である東琢海氏からの申し出で、
会場で集まった募金の全額を、DOG GARDEN青森を通して
被災動物達のために寄付していただくこととなりました。

東琢海氏ご自身も愛猫との生活を楽しんでいて、
「日々元気をもらったり助けられている」とおっしゃっていました。
「動物達に恩返しがしたい!」という思いから
被災動物達への寄付を申し出てくださいました。

私たちも当日会場にこれまでの支援活動の記録をパネル展示し、
一般の方たちにも被災動物達の現状を知っていただく良い機会となりました。




今回のイベントでは作曲家である東琢海氏がご自身で作曲されたCDを販売し、
CDの売上とパンフレットの売上全額を寄付していただきました。
DOG GARDENでもこれまで募金のお願いをしてまいりましたが、
義援金も未だ必要な末端まで行き届いていない現状です。
DOG GARDENでこれまでに集まった募金と今回寄付いただいた募金は
これまで支援活動に出向いている施設と青森避難してきている動物達への支援金として
有効に使用させていただきます。

青森に避難してきている動物達にも支援金が必用です。
愛護センターからの物資提供の援助を受けられますが、
物によっては種類などが限られているので実際に必要なものは購入しなくてはいけません。
医療費では混合ワクチン、狂犬病の予防接種、フィラリアの予防、ノミダニの予防etc・・・
災害動物対策本部からの助成金では賄えないものの中に避妊・去勢手術等があります。
トレーニングや犬のストレス面から考えても避妊・去勢手術は必要なのですが、
まだそこまで対応が間に合わないのも現状です。

人間の住む家や仕事も安定しない中でペットと避難してきた飼い主さんにとっては
動物への必要経費にも支援が必用な現状です。
せっかく愛するペットと一緒に避難してきたのにその後の生活が大変で悩まれる飼い主さんもいます。
そんな方達に確実に直接お渡しして、一刻も早く安定した生活をしていただきたいと思います。



今回のイベントは本来の主旨が「動物」にあったわけではなく、
こういった場所で被災動物の事をしっていたたく機会を持てた事は
とても意義のあることと考えています。

東琢海氏やこれに関わってご協力いただいた方たちに心より感謝するのと同時に
まだ安定した生活に見通しのつかない方達や動物達が早く安心して生活できるよう願うばかりです。。。

青森では余震も少なくなり落ち着いたように感じたりもしますが、
事態は終息したわけではなく今も尚安心して生活できない動物達がたくさんいます。
みんなが安心して生活できるようになるまで、いつも心は寄り添っていたいですね。。。

| doggarden | 東日本大震災・・ | 11:01 | comments(0) | trackbacks(0) | -
〜被災動物達が伝える言葉〜

優良家庭犬普及協会の主催で関東では定期的に様々なセミナーが開催されています。
先日ローレン・マッコール先生が来日し「被災動物が伝える言葉」と題して特別講義が行われました。
震災後私たちも様々な場所で被災した動物達、飼い主さん達と出会い感じるものがありました。
アメリカを襲った台風「カトリーナ」で被災した動物達のケアの経験も含めた内容でとても興味深い内容だったので皆さんにも少しだけご報告させていただきたいと思います。


Lauren McCall (ローレン・マッコール)

 ローレン・マッコール先生は、アニマル・コミュニケーションとTタッチを通じて生涯にわたる動物への愛情を捧げています。彼女は、Tタッチのインストラクターであり、テリントンTタッチ本部の上級役員としても活躍してきました。日本では、プラクティショナー・トレーニングとラビット・アソシエイト認定プログラムの指導にあたっています。北米、ヨーロッパ、南アフリカ、アジアでTタッチとアニマル・コミュニケーションを教え、また家庭でアニマル・コミュニケーションを学べるCD-ROM “Making the Connection”を制作しました。現在は、オレゴン州ポートランドに、パートナーと猫1匹、犬2頭、社交的なうさぎ一羽、モルモット2匹と一緒に暮らしています。


今回の通訳は山崎恵子先生がいらしていました。
山恵子先生は、デルタ協会インストラクターで、日本のアニマルセラピーコーディネーターの第一人者であり、介助犬や聴導犬の普及にも大きく関わり、日本だけでなく、海外でも活躍されています。



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人と同様に動物達も災害を受けストレスを感じています。
そもそも種が違うので全て人と同じように考えることは危険なのですが、
受けるストレスや抱える不安は同じです。

そして人もそうですが1つの災害を経験した子達の状況や環境はみんなそれぞれ違いますし、
そもそもの性格や性質によっても様々になります。

そんな中で震災によるストレスは大きく3つの段階に分かれます。
1)災害そのものによるストレス
2)災害後の生活の変化や家族を失った体験などによるストレス
3)新しい生活環境に慣れるまでのストレス
 (これは新しい飼い主に譲渡された場合でも起こる)
これらは人間とほとんど変わらないストレスの受け方になるかと思います。

災害そのものによるストレスで動物もPDSDを引き起こすこともあります。
トラウマを抱えてしまうことは人と同じようにあるのです。
また、「人と動物」という幅広いくくりだけで考えられないのは「犬と猫」でも違いがあったり、
「愛玩動物と家畜動物」など様々に違いはあります。

災害によってストレスを抱えた動物達のケアもまた、
それぞれ対応を変化させてあげられれば良いのですが。。。
なかなかそこまで手が回らないのも現状なのでしょう。


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人と動物が受けるストレスにはそれほど違いなないように思えますが、
大きく事なるのは人は情報を収集したり状況を把握しやすいのに比べ
動物達はわけのわからぬまま生活や環境がガラリと変わってしまうということです。

「これからどうなるのかわからない。。。」
そんな不確実なことからくるストレスは耐えがたいものかもしれません。

とはいえ動物は本来持ち合わせている適応力でそれまでとは違う生活にも順応してくれます。
その適応力もまた、人とは違う動物達の持っている強さなのでしょう。

「お家がなくなって家族と離ればなれで暮らしている子」
「家族自体失いひとりぼっちで新しいお家を探さなければいけない子」
「家族といっしょにいれてもそれまでとは違う場所で違う暮らしをおくらなければいけない子」。。。


アメリカを襲った「カトリーヌ」で被災動物となった子たち。
シェルターに保護された犬猫達のうち、もとの家族に再会できて一緒に生活できるよう戻れたのは全体の12%〜15%だそうです。

今回の震災と同じようにはもちろん考えられませんが、ローレン先生のお話の中にとても共感できる部分がありました。

被災地の住民に避難を呼び掛けた際に、その頃のアメリカでも州によっては動物を受け入れてもらえない現状があったそうです。
そんな中、「ペットを連れていけないのなら避難しない!」とのこった方がいました。
しかし最終的には逃げ遅れた人たちがいると政府はヘリを出して救助しなくてはいけません。
もちろんペットも一緒に。。。
結果的にペットを受け入れる避難所を用意して一緒に避難してもらったほうが、後々ヘリを出したり大がかりな救助をするよりも経費がかからない。。。
まだまだ社会の中で動物の位置は低く、動物愛護のための法律をつくることすら難しい現状ですが皮肉なことかもしれませんが人命にかかわることに関連すると社会も動かざるをえないようです。


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動物や動物と暮らす飼い主さんをサポートしていく体制は必要です。
同じようなことが起こった時の為に私たちが今備えておけることはなんでしょうか?
個人単位、家庭単位、地域単位でもそれぞれ変わってくるかと思います。

青森は特にそういった動物に対する情報や知識なども含めまだまだ発展途上ですが、
この震災での経験を何一つ無駄にせず、教訓にしていくことが必用なのだと思います。



改めて考えてみませんか?
感情や命ある動物達のために、
私たちが備えておけることはなにか。。。







| doggarden | 東日本大震災・・ | 17:54 | comments(2) | trackbacks(0) | -
支援活動記録 〜23年6月11日気仙沼〜
6月10日から一泊で以前も訪れた気仙沼のPAD&TAILさんにいってきました。

山梨県からいらしているノア動物病院さんは
PAD&TAILさんを様々な形で全面的に支援しています。
医療はもちろんお預かりのワンコ達のお世話や
近隣の避難所訪問や物資の提供。。。

ここで前回ノア動物病院のボランティアの方たちと再会し、
微力ですが今回私たちも一緒に支援活動をさせていただきました。

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犬猫達の一時避難所として一時お預かりをしているこちらでは、
30頭近くのワンコ達がここで避難生活を送っています。
飼い主さんと一緒に暮らせるようになり
帰宅した子も数頭いるそうですが、
今日から一時預かりという場に立ち会わせていただきました。

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連れてきたのは若い青年が連れてきたダックスの女の子は
津波にのまれ飼い主さんがクレートに入れて避難しようとしたのですが、
津波にのまれながら極限の状態でまったく他人のお家の棚の上に置いて避難したそうです。
4日後に迎えにいくと負傷はしていたものの生きていてくれたとのことでした。

毎回たくさんの方たちとお話するたびに、
人にも動物達にもそれぞれにドラマがあり、
生死を分ける判断や偶然や必然に驚かされます。

震災からちょうど3カ月。。。
状況が変化したり、一緒に暮らせる見通しがつかなくなったりで
まだまだ動物達も避難が必要です。

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PAD&TAILで避難生活を過ごす子たちは
気仙沼のワンコ達がほとんどでその大半はやはり屋外飼いで
クレートやケージに入ったことのもない子たちばかりだったそうです。

それがこの避難生活でみんなクレートで大人しくリラックスして休めるようになったそうです。
はやり普段からいろいろなことを想定して経験させてあげることやトレーニングしてあげることが必要だと感じます。

ここには猫ちゃんも1匹。
ボランティアさん達のアイドル的存在になっていたシャドーちゃんも
一時避難の猫ちゃんです。

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今回はボランティアに入っているノア動物病院の方たちと一緒に、
主にお散歩やご飯、お掃除などのお世話をメインでさせていただきました。

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自然がいっぱいの山の中で緑もたくさんあり
空気も澄んでいて犬達にとっても嬉しいお散歩コースです。
ワンコ達もリフレッシュできる大好きな時間です。

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お世話の他にもトリミングもお手伝いさせていただきました。
毛が長くなっていたシーズーのみみちゃんも
スッキリ可愛いお顔に大変身♪



そしてここにも新しい命が誕生していました。
生後数日でまだ目も開きたてといった様子でしたが、
避難してくる前にすでにお母さん犬のお腹にいたようです。。。

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みんな元気にすくすく成長してくれていました。
制限のある避難生活の中にも明るい希望を感じ、
私たちもとてもうれしい気持ちでいっぱいになりました。
現在順調に里親さんが見つかってきているそうです。 
同時に考えさせられたことは避妊去勢の必要性です。
予期せぬ状況に各避難先等でベビーラッシュもあったとのこと…
過酷な状況で不幸な子を増やさないようにするのも大切なことです。
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現在このPAD&TAILさんにはノア動物病院の獣医師さんと看護師さん2名がボランティアに入っていますが、ノアさんが入るまではこの30頭のワンコ達とPAD&TAILさんのご主人と奥さんの夫婦二人だけでお世話をしていたそうです。
これはとても労力のかかることです。
今回私たちは2名でお手伝いに参加させていただきましたが、
たった2名でもお手つだいすることでとてもはかどると喜んでくださいました。

私たちもこれまで様々な所へ出向き支援活動を行ってきましたが、
どこでも一番不足していて必要としているのはマンパワーです。

今後も必要な所へ少しでも出向いて支援活動を続けていきたいと思っています。
支援の輪は広がり、全国からパワーが集まっています。
私たちも常日頃から「自分たちの身に起きたら。。。」ということを想定して
色んな活動を通して見据えていきたいと思っています。

同じようなことが青森でおこった時、
個人単位や家庭単位だけではなく、
地域単位でも動物達を守っていけるよう
対策や改善点なども踏まえて全て教訓にしていくことが必用だと感じます。





| doggarden | 東日本大震災・・ | 10:16 | comments(0) | trackbacks(0) | -
動物達の力。。。
今日は青森市内の「青森敬仁会病院」へ慰問活動に参加してきました。
青森動物愛護センターのふれあい動物達と一緒に活動させていただいたので、
愛護センターでおなじみの羊の「梅太郎くん」やうさぎさん、
モルモット、猫ちゃんなどたくさんの動物達と再会することができました〜

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3度目の訪問ですが、毎年楽しみに待っていてくださる利用者の方々に
今回もドッグダンスとふれあいを楽しんでいただきました♪

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みなさん暖かい眼差しでワンコ達を見守ってくださって、
その表情はやっぱり素敵な笑顔でした。。。

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毎年同じメンバーでの訪問なので
すでにワンコ達のお名前を覚えてくれている方もたくさん♪
本当にありがたいことです。

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動物達にふれ合うときの利用者の方々の笑顔は本当に暖かく自然で、
あらためて動物達のパワーはすごいなぁと実感です。

手を伸ばすのも困難な方も、
動物に触れたいがために精一杯手を伸ばし、
一生懸命撫でてくれることに感動させられました。

この笑顔、前向きな気持ちをこんなに自然に引き出してしまう動物達の力は
本当に素晴らしいものですね!

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今日は炎天下の中、利用者の方々も時間の限り精一杯楽しんでいただきました。
動物達を大切に可愛がってくださってありがとうございました。
また会いにまいりますので再会を楽しみにお体をお大事にいてください。。。

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素敵なパワーを発揮してくれたワンコ達にも感謝♪
みんなのおかげで笑顔がいっぱい咲いたよ〜

お疲れ様でした(*^_^*)




| doggarden | 東日本大震災・・ | 19:05 | comments(0) | trackbacks(0) | -
再び石巻動物救護センターへ
先週何度か支援で訪れている石巻地区動物救護センターへ行ってきました。
先日皆さんからお預かりしたペット用品などは仙台のdogwoodさんへ持って行ってもらいました。
あらためて。。。みなさん毎回たくさんの支援本当にありがとうございます。

もうすぐ大地震から3カ月がたとうとしていますが、まだまだ支援が必要な動物たちがたくさんいます。
ここ石巻地区動物救護センターにはまだまだたくさんの犬や猫が保護、もしくは一時お預かりされています。
台風が過ぎさりましたが、テントなどの被害もあったようです。
長期戦になっているので様々な苦労があるようです。。。

全国各地から犬や猫のお世話にボランティアさんがはいってきています。
少しでもストレスを軽減させてあげようとみなさんお散歩に連れていったりブラッシングをしたり。

中でも地元の方で常時把握できることが必要と、ほとんど毎日こちらで真剣に犬のお世話や管理のボランティアをされているという方もいて本当にすごいことだなぁと。。。

今回、私たちはケージに入るのが嫌で毎回何人もでやっと入れているという子や、飛びつき、引っ張りなどが強くてお散歩が大変といったワンちゃんのトレーニングをさせてもらいました。

そんなわんちゃん達と接してみると、どの犬たちも人とのかかわりをとても喜んでいて、そして人と一緒に何かをすることを楽しめていることがとても嬉しかったです。

遊びを通して犬達に頭を使ってもらって考えさせ、その結果笑顔いっぱい褒めてもらったりごほうびもらったりしながら、犬たちが毎日ワクワクしながら過ごしていってもらえたらいいなぁとつくづく思いました。
限られた短い時間の中で、それぞれに成果がみられたようで良かったです

やはり今回もハウス練習の大切さを痛感してきました。
どうしてもケージに入れないといけない状況で、体の大きな犬が抵抗すると本当に大変です。
犬にもストレスがかかるし、人も何人もで力を使って・・・
これも練習次第で変わっていけることなのでやはり継続と工夫と練習が大事。。。



今回石巻で被災された方からまさに津波直後の状況の写真を何枚か見せていただきました。

少し判断が間違っていたら間違いなく流されていたと。
屋上に避難し助かったと。
自宅も2m浸水したが飼っていた高齢の猫ちゃんは2階に逃げてこうしてここの救護センターで預かってもらっていると。。。

まだまだつづく。。。復興への道


これからも私たちができることから続けて行こうと思っています。。。
多くの動物達が1日もはやく平穏な生活に戻れますように。。。
| doggarden | 東日本大震災・・ | 14:17 | comments(2) | trackbacks(0) | -
〜支援物資にご協力をお願いいたします〜
震災から2カ月が経ちましたが、今もなお物資を必要としている方々がいらっしゃいます。
被害が大きい地域への支援物資募集のお願いです。
これまでも何度か物資をお届けしていますが、まだたりません。
長期の支援が必要な動物達がたくさんいます。
人間にもペットにも必要なところに物資がいきとどいていない状況があります。

みなさんのお気持ちで物資を分けていただけないでしょうか。
救われる命があります。

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再度皆様に物資のご協力をお願いいたします。
以下のものでご協力いただける方はDOG GARDEN青森までお持ちいただけるとありがたいです。


・バリケン、クレート、ケージ(中古でも可)
・フードボール(ステンレス制)
・キャットフード(半生タイプ)
・ドッグフード(半生タイプ)
・猫用おやつ
・犬用おやつ
・猫砂
・ペットシーツ(ワイド)
・人用作業着(未使用)
・人用下着(未使用)
・人用ジャージ(未使用)
・人用夏物半袖シャツ(未使用)

集まった物資は仙台市dogwoodさん、石巻動物救護センター、気仙沼市Pad&Tailさん他、
必要としている各避難所、自宅避難者の方にお届けします。

少量でもかまいません。
ありがたく受け取らせていただきます。
一人ひとつでも、集まればればたくさんになります。

日々状況も変わってまいりますので
物資の締め切りなども等随時ブログにて案内させていただきます。
状況を見ながらですが、今月いっぱいは受け取らせていただきたいと思っています。
また継続的な支援活動のための募金にもご協力をお願いいたします。
現在皆様からのご支援に支えられながら活動をしております。
今後とも細く長いご協力をお願いいたします。

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福島の原発なども問題もこれから長期になることのこと。。。
人も動物も安心して生活できない状況で、
少しでも一時でも穏やかに快適に過ごして欲しい。。。
ペットブームは阪神大震災のころよりも進み
数年前よりも動物の地位が向上しているのを感じています。
しかしやはりこういった事態ではまだまだ社会的に守られることが難しいのも同時に感じています。
私たちを日々支えてくれる家族以上の存在の動物達。
そんな子達を支えて守っていけるのも動物を思う私たち人間です。

人も動物もみんなが穏やかに生活できる日を目指して、
今後も活動していきたいと思っております。


〜つながろう!人も動物も〜




| doggarden | 東日本大震災・・ | 11:31 | comments(1) | trackbacks(0) | -