石巻動物救護センターへ。
- 2011.04.27 Wednesday
- 23:32
先月の地震から45日経ってもまだまだ大きな傷あとが残る被災地。
まだまだたくさんの犬や猫が保護されてきているとのことです。
今回行った石巻地区動物救護センターは、
行政や公共団体と協力しながら「石巻市・東松島市・女川町」の「動物」に関して統括・管理しているそうです。
ここにはこの地区で保護された犬達がたくさんいます。
物資の整理をはじめ、ワンちゃんたちのお世話がまだまだ必要とのこと。。。
仮設施設にて、獣医師の先生方が保護されたたくさんのワンちゃん達をしっかり診てくれています。
保護されたワンちゃんの中には、ケガやストレスでの症状が様々あるようです。。。
なかなか難しいですが、、、それこそ環境の変化に何かある前から馴らしていかないとと思います。
各ボランティアさん達がワンちゃんのお散歩をしたり、ブラッシングなどのお手入れをしたり、スキンシップをとりながら気分転換。とっても大事。。
今回もJARFさんがまとめている全国からのあたたかい支援物資がたくさん集まっていました。
前回青森のみなさんからお預かりした物資はこちらへもお届けいたしました。
今回はトレーナーのほかに動物看護士も行ったのですが、専門知識があるとスムーズな療法食の整理なども役にたつようですが、その他ワンちゃんのお世話のお手伝いや物資の運搬など本当に多くのボランティアさんたちが活躍していました。
各避難所などへお届けする内容を仕分けをしたり物資の整理をするお手伝いをさせていただきました。
たくさんの物資を前に、そして前回の避難所への物資お渡しで思ったことは、質より量か・量より質か。。。どちらも必要なのかもしれません。
物資が行きとどくようになると、次の段階では不便な生活を強いられている動物達に対し、すこしでも栄養価の高い高品質のフードを食べてもらうことが必要かもしれません。
高齢な動物達はその年齢にあったフードも。。
このような状況でわがままはいっていられない・・・という被災者の方の思い。
その時期によって必要な物資や足りない物資は変わってきています。
現在はひととおりの物資がそろっているように思いますが、ここ最近ではペットシーツが不足気味だそうです。物資は急に大量になってしまうと保管場所等の問題もでてくるので、消耗品などは緩やかに長く提供できることが必要なようです。
この日は曇り空。何とか雨にはならなかったけどテントなどの仮設にとって、激しい雨が降ると大変です。。
10日ほど前にお手伝いに行った時に作った、全国の方からの暖かいメッセージを段ボールの板にまとめたものが雨に少し濡れてしまいましたがそっとおかれていました。
本当に多くの方がいろんな思いをもって物資を送ってくれていました。。。
仮設施設の脇にたくさんのスイセンが咲いていました。
可愛いピンクの桜も花を咲かせていました。
なんだかお花もワンちゃん達を応援してくれているようです
こちらはいつも通りの生活に戻るにはまだまだ時間がかかります。。
今後も少しづつ、、、私達にできることからお手伝いしていきたいと思っています。私達もたくさんの方にサポートしてもらっています。
みんなからの支え、本当にありがたく思います