〜GCT模擬試験を終えて〜
- 2010.08.31 Tuesday
- 20:42
8月29日(日)
ブログでもご紹介させていただいた通り
三内丸山アリーナにて青森初の「GCT模擬試験」が行われました
「青森はねぶたが終わると秋風がふく」。。。
そんな言葉やどこへやら、この日は日差しも強く気温も高い一日でした
午前10頭・午後10頭の受験者の方とわんこたちも熱中症対策のため、水分補給をこまめにとりながらのチャレンジです
模擬試験とはいえ初めて受験される方も多く、DOG GARDENでトレーニングに取り組んできたわんこや飼い主さんたちも日々の経験値をアップするために参加してくれていました
朝からみなさん緊張した様子で順番を待っていましたが、緊張はわんちゃんに伝わりやすいもの。。。
ジャッジの先生から「失敗してもいいんです!緊張せず楽しんでください」との言葉もあり、みなさんも「冷静に・いつも通りに・楽しむ」という意識をしはじめた様子でした
とはいえ「試験」と名のつくものに取り組むみなさんの周りには確実に緊張の空気があり、その良い緊張感の中、わんちゃんと一緒に項目を進んでいきました
本試験では15項目を進める中、失格とみなされてしまうとそれ以降の項目も受験できずに終了となります
しかし今回は模擬ということで、参加者の方全員が15項目すべてを受験することができました
以前1度レッスンを行った場所とはいえ、わんちゃんにとっては初めての知らない場所も同然の会場です
聞きなれない音やビニールシートの慣れない感触など、わんちゃんにとってもいつも練習している場所と違う環境で集中してハンドラーの指示を聞くことはたやすいことではなかったはずです。。。
そんな中どのわんこ達も本当によく頑張ってくれていましたよ
「他人がご挨拶に近づく」・「他人に触られる」・「お座りマテ」・「呼び戻し」・「獣医師の診断」・「テーブルマナー」...e.t.c
自分たちの試験はもちろん、他県の参加者の方や他の方の試験やハンドリングから学ぶことも非常に多かったことと思います
みなさん結果はいかがでしたでしょうか
良かった方も、「もっとこうしておけばよかった」という方もいらっしゃるとおもいますが、なによりも素敵だったのは、みなさんが試験中に緊張しながらも、がんばってくれたわんこ達にしっかりと笑顔を向けられていたことです
シャイな子や元気いっぱいな子、みんなそれぞれに試験を楽しんでくれたのではないでしょうか
これを機に、それぞれ新たな目標や課題が見つかったこと思います
本当に良い経験でしたね
とても難しい試験と印象をもたれる方もいらっしゃるかもしれませんが、参加してくれたどの子もみんな、それぞれ問題も課題も抱えています
模擬試験は合否を判定することが目的ではなく、それぞれの飼い主さん・わんこ達にとって良い経験につなげるということが目的です
いわばストレートに、「愛犬と楽しむ」ということが最大の目的なのです
興味はあったけれど今回は参加できなかったという方は、ぜひまたの機会に参加してみていただきたいと思います
今回の試験でわんこ達との絆もさらに深まったことと思います
参加者の方からは「受験してよかった」、「模擬試験なら何度でも受けたい!」という嬉しいお声もいただきました
みなさんとわんこ達にとってこの「良い経験」が、今後のトレーニングに役立ってくれることでしょう
青森初の「GCT模擬試験」でしたが、自己やトラブルなどもなく、みなさんで最後まで楽しめたことが最高の収穫だったと思っております
受験者の皆さまとわんこ達、優良家庭犬普及協会の方々、その他ご協力いただいた関係者の皆さまに、無事終了させていただいたことを心より感謝申し上げます
おつかれさまでした〜